はじめに

ドイツ歌曲を代表とする芸術歌曲の魅力は、何といっても、詩人の想いを綴った美しい詩を、作曲家がその詩の世界を音に表し、その世界を生身の人間の演奏を通して、更に聴き手が自分の経験や考え方と照らし合わせながら、それぞれがそれぞれの感じ方で共感したり、反感したり、色々な感情を感じることができること。大きく言えば、詩人が感じた心情に作曲家、演奏家を通して触れることができ、人と人との心が繋がることだと私は思います。

その美しい作品たちに出会えて、私は色々な人の心情を感じることができ、見るもの全てが色々な角度から見ることができるようになり、人生が、心が豊かになったな、と感じています。同じ詩でも、解釈の仕方はその人の人生観を通してされるために、人によって全く違う解釈を聴くのも本当に興味深く面白いところです。

ここでは、私がドイツで学んだ詩の解釈、私なりの解釈を書いていき、ドイツ歌曲の素晴らしさを皆様にお伝えする場所にしていきたいと考えています。また、皆さんの解釈もぜひ教えていただけたら、私の心も視界も広くなるきっかけになり、嬉しく思います。


ソプラノ 大梅慶子  Sopran Keiko Obai

ソプラノ歌手大梅慶子のページへのご訪問ありがとうございます。ドイツ歌曲の演奏を中心に活動しています。こちらのページから私の全てのSNSページへ訪問できます。お時間の許す限りお楽しみください。

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